近年、大学や専門学校に進学する聴覚障害者(人工内耳装用者を含む)が
増えています。日本では2016年に障害者差別解消法がスタートし、聴覚
障害のある学生を受け入れる大学では一人ひとりのニーズにあわせた
支援(合理的配慮)が提供され始めました。
高校生の皆さんは大教室で行われる大学の講義をイメージできますか?
このセミナーでは 高校生の皆さんが、志望学科や入試の難易だけ
ではなく、大学の授業をイメージしたり、快適な 学生生活を送ったり
するうえで欠かせない、色々な支援についてお伝えします。
また、入学後の円滑な学生生活を実現するために、聴覚障害者の
先輩(社会人)から体験 談を聞くほか、実際に大学の「授業」を
体験してみましょう。
2018年 9月23日(日)18:00~20:00
大阪大学中之島センター 大阪市北区中之島4丁目3-53
参加費:無料 要申し込み
保護者と一緒に参加される方は、お申し込み時にお伝えください
申込先:諏訪 圭子
(大阪大学医学部附属病院 耳鼻咽喉科・頭頸部外科 言語聴覚士)
ksuwa アット ent.med.osaka-u.ac.jp
プログラム
1. 大学における聴覚障害学生支援の紹介
志磨村早紀 (早稲田大学 障がい学生支援室 コーディネーター)
2. ひろげてみよう!時間と空間
杉中拓央(小田原短期大学 講師)
3. 大学の授業体験 (支援のあり/なしを経験してみよう)
齋藤友介(大東文化大学 教授)
4. 聴覚障害者の先輩たちと語ろう 大学を卒業した
若い社会人の先輩が、皆さんの進学、学生生活、将来の相談に乗ります。
(福祉・金融・IT・特例子会社など)
主催:科研費プロジェクト(16K04846)
共催:大阪大学大学院医学系研究科 耳鼻咽喉科・頭頸部外科学
*上記プログラム1~4はパソコン要約筆記による情報支援がつきます。
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